IO制御 4 (配線不要 ! もっとも簡単なLチカ)
最初に
ちょっと趣向を変えて、最も簡単なLチカをやってみます。
Raspberry PiでLチカと言うと、LEDと抵抗とリード線を買ってきて繋げるのが一般的だと思います。
実はそんなことしなくてもオンボードのLEDを点滅させる事が出来ます。
オンボードには5個のLEDが実装されています。
- ACT(SDカードのアクセス)
- PWR(電源表示)
- FDX(full duplex)
- LNK(リンク)
- 100(100Base)
点滅の方法
-
まずrootユーザーになります。
su -
もし、rootのパスワードを設定していないのであれば、設定してからsu - を実行します。sudo passwd root
- 次にACTランプの動作を停止させます。
echo none >/sys/class/leds/led0/trigger
- 次にmodprobeで、LED点滅用のモジュールを組み込みます。
modprobe ledtrig_heartbeat
- LEDを点滅させます。
echo heartbeat >/sys/class/leds/led0/trigger
点滅しましたか? - 実験が終わったら、元に戻します。
echo mmc0 > /sys/class/leds/led0/trigger
下記のコマンドを打って、mmc0が[]で括られていたら正常に戻っています。cat /sys/class/leds/led0/trigger
none [mmc0] heartbeat
このサイトを参考にさせて頂きました。 Can we control the on-board leds
次は、このLEDを使ってモールス信号を出したいと思います。
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