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MacBook Air に Linuxをインストールする。 その1 |
MacBook AirにLinuxをインストールした記録を残します。
とはいっても、HDDのパーティションをいじったりしてインストールするのは、とても怖いので、
仮想マシンを作って、その中でLinuxを動かすという軟弱な方法です。(だから誰でも簡単にできますし、失敗しても何回もやり直せます)
仮想マシンはVirtualbox、LinuxはCentOSを使います。
その1では、仮想マシンのセットアップと、CentOSインストールメディアを仮想CDドライブにセットする所までを行います。
1.CentOSのダウンロード
CentOSと言うのは、Linuxのディストリビューションの一つで、ボランティアが開発しており、無償で手に入れられます。RedHatの流れを汲んでいるという事で、サーバー用途など企業向けに使われる事が多いようですが、普通のパソコンOSとしても使えます。
参加しているLinuxの勉強会では、このCentOSを教材としているので、このOSを選択しました。
ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.4/isos/i386/ から CentOS-6.4-i386-bin-DVD1.iso をダウンロードして、USBメモリにコピーしてください。
2.Virtual Boxのダウンロードとインストール
Virtual Boxとは、オラクルが開発?している仮想マシン用のソフトで、無償バージョンがあります。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/server-storage/virtualbox/downloads/index.html#vbox から VirtualBox-4.2.6-82870-OSX.dmg をダウンロードし起動します。
分かりやすい名前を付け、タイプはLinux、バージョンはCentOSに近い RedHatにしておきます。
メモリーサイズは1024MBとしておきます。
仮想ハードドライブを作成にチェック
VDIをチェック
可変サイズでも良いですが、今回は固定サイズを選びます。
容量は8GBでも良いですが、少し余裕を見て12GBとしました。
これで仮想マシンが出来上がりましたので、細かい設定をしていきます。
起動順序はハードディスクより先にCDがきている事を確認します。
ネットワークアダプタはNATを選択しておきます。
USB2.0を有効化し、
右側の+アイコンをクリックして、USBメモリ(isoイメージが入っているもの)を登録します。
起動すると、このようなダイアログが出てきますのでOKを押します。
CDドライブに何も入っていないので、当然ブートできませんと怒られます。(そもそもAirにCDドライブはありません)
この状態で、メニューバーの Devices -> CD/DVD devices を選択し、USBメモリの中のisoイメージを選びます。
この作業は、仮想のCDドライブにUSBメモリの中身をセットするということをしています。
これにより、あたかもCDドライブにLinuxインストールCD-ROMを入れているのと同じ状態となります。
コンソールの×ボタンを押して、一度終了させます。次に起動する時には仮想のCDからisoイメージが読み込まれるはずです。
その2に続く。
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